ツリー見物の隠れた穴場・隅田川テラス

 22日は東京スカイツリーのオープン。生憎の雨模様だが、三社祭、金環日食に続く「イベント三連打」で、下町は浮かれている。
 僕の仕事場に近い両国橋では、スカイツリーを見ようとする人が欄干にもたれて、写真を撮っている。
 でも、 ゆっくりスカイツリーの”勇姿”を拝むには、両国橋より「隅田川テラス」の方が良い。
 あまり知られていないが隅田川テラスは隅田川両岸に沿って整備された親水テラス。 治水の為に作られた「高水敷」をテラスにして、緑が植えてある。
 平日、昼時にはサラリーマンやOLが休憩する姿。休日にはジョギングや犬の散歩をする人たち。
 利用者は多いのだが、難点もある。ところどころに、水門や川があるので、テラスはその度に”途切れ”て「連続性」がない。だから、長いジョニングには向かない。
 しかし「目的」を持っていれば、大いに役に立つ。
 スカイツリーと両国国技館を一緒に見るには、隅田川の台東区側の「蔵前橋?両国橋の約650m」のテラスが最適だ。
 テラスにはベンチもあるので、弁当を食べながらスカイツリーを見れば良い。もちろん、テラスから、江戸通りに向かえば、老舗のグルメも並んでいる。
(東京都では隅田川テラス散策マップを作成している。ネットで見れば、それぞれの「目的」がわかる)
 隅田川テラスは東京の隠れた「穴場」だ。
 さて、今日(22日)の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大声では言えないが」では、日本2位なった東京タワーの話を書いた。題して「東京タワー、今でも世界一」。読んでくれ!

<何だか分からない今日の名文句>
塔よりダンゴ