「世間の目」は結構、厳しいものだ。
J・COM投票「今週の赤と黒」によれば……「松田聖子再々婚」について「うまくいく」と答えたのは16%、「うまくいかない」が84%。 シビアな結果になっている。
聖子が電撃入籍したことを自身の公式サイトで発表してから一週間。お相手、慶応大学医学部准教授(歯科・口腔外科学)の河奈裕正さんは 俳優・神田正輝に似たイケメンで、腕も良い。と評判なのだが……。
早くも「バツイチ」の裏話が女性週刊誌に載っている。ちょっと心配ではある。(今時「バツイチ」を問題視するなんて、時代遅れも甚だしいが、それが「世間の目」というものなのか?)
それにしても……おめでたいことなのに、聖子のことになると、嫌に冷静な観察力が働く。
「うまくいかない」理由について、一番、説得力があるのは「イケメンは3日で飽きる」。2%あった。
(一番、多かったのは「アルバム発売のタイミングで、結婚は話題作り」。28%もあった)
日本人は、こうした問題では、確実に「分析」できる能力を持つ。
ところが、政治向きの話になると……洞察力に大いに欠ける。
「消費税反対」と「小沢問題」を分けて議論することが出来ない。
「小沢は、どうしようもない政治家だけれど、消費税増税に反対するのは小沢だけだから、支持せざるを得ない」という思考回路に紛れ込む。
だから、日本人は何時も騙される。
オウム真理教はインチキくさいが、世の中、オウムの言うとおり「悪く」なっている、と話すニセ文化人と同んなじなんだ。
21日の夕刊紙は「小沢新党」の話を大々的に報じたが、結果的に「脅しの小沢」の思う壷。「小沢無視の紙面」が普通になる日、それを心待ちにしよう。
今、20日午前7時。台風一過。隅田川は暑くなりそうだ。
<何だか分からない今日の名文句>
悪人面は何日経っても飽きない