古巣のサンデー毎日に来週号から、新連載漫画「のぞみ」が登場する。
大都会に近い商店街。板前だった夫を亡くした後、一人で小料理屋を守る「のぞみ」。その応援団? 喜ばれる料理作りがテーマらしい。
原作は大ヒット漫画「家裁の人」の毛利甚八。絵はひきの真ニ。
奮闘する商店街で、繰り広げられ人情もの? 如何にもサンデー毎日らしい。
連載漫画が無ければ、週刊誌ではない! と言うのが、当方の持論。何年も、サンデー毎日に漫画がないのに不満を持っていた。で、新しい潟永編集長から「漫画復活!」を聞き「万歳!」という気分だ。
僕が編集長だった1989年ごろ長谷川法世さんの「荒涼たる野望」という政界コミックを連載してヒットになった。
国会近くのホテルの喫茶店で、長谷川さんと「筋だて」を検討していて「ぜひ、ここで××議員を殺してください!」とお願いしたのを、ウエートレス嬢が勘違いして、大騒ぎになったこともある。
実は、脳卒中で倒れ、サンデー毎日の編集長をクビになった時、することがなくて「大木某」という名前で一度だけ「漫画の原作」を書いたこともある。
長編漫画は週刊誌のイメージを左右する。だから、漫画復活は、冒険になるが……何か「今の日本に欠けたもの」が描かれるような気がして……ヒット、間違いないだろう。
昨今、日本全国、どこに行っても「シャッター銀座」。商店街の活性化のためにも……「のぞみ」に期待したい。
カラーグラビア連携「我が商店街の“のぞみ”」を連載すれば、部数拡大にも繋がるだろう。
表紙が綺麗になった。今、評判の「ガンならサンデー毎日」「老いらくの性ならサンデー毎日」……是非とも、ご購読を!
<何だか分からない今日の名文句>
漫画は名言!例えば……
人はいつ死ぬと思う?
心臓をピストルで打ち抜かれた時。違う!
不治の病に冒された時。違う!!
猛毒キノコスープを飲んだ時。違う!!!
人に……忘れられた時さ!!!!
(ONE PIECE)