まるで、ミスターシービーだった。
競馬日和の21日。第73回菊花賞。ゴールドシップ(牡3=須貝厩舎、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ)は最後尾から3角で大まくり。 4角で先頭に立つと、そのまま押し切り、皐月賞に続いて2冠を達成した。
1983年、皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞を制し、1964年のシンザン以来19年振り・史上3頭目の中央競馬クラシック三冠を達成したミスターシービーを思い出した。
天衣無縫、常識破りと言われた追い込み戦法。端正な容貌もミスターシービーそっくりだ。
ゴールドシップは、それに加えて「芦毛」。アイドルホースになる。
後ろから来ても、絶対に抜かせない馬。スターホースになる。
感動した。
で、馬券は1着ゴールドシップ、2着コスモオオゾラ、3着総流し。3連単。かなり、投入した。オオゾラが人気薄なので、うまく行けば、50万円~300万円? ゴールドシップに肉薄するのは、オオゾラ以外はない、と信じていた。
が、やはり、骨折明けのハンデは大きかった。壁を作り、二番手にいたが、向こう正面で、力尽き、17着だった。
でも、気持ちの良い「オケラ街道」だった。
ホテルに帰ってから、ゴールドシップの快勝を祝い、コスモオオゾラの復活を祈り、一人ぼっちだが、(ちょっと、張り込んで)高級白ワインで乾杯!
このところ、維新の橋下さんの「言いたい放題ツイッター」にウンザリしていたので、気分爽快になった。
競馬って素晴らしい! 酔い心地も素晴らしい。
<何だか分からないから今日の名文句>
「蘇る芦毛伝説」に乾杯!