13日夕方、石原さんが都内ホテルで記者会見。“石原新党”の立ち上げを宣言した。
党名は?
昨日のブログで「太陽の党」? 本当か?とあえて書いたが……数日前から「太陽の党」説を聞かされ、あまりに「太陽」に失礼で……怒っていた。
なぜなら石原新党は、精々、数日から一ヶ月の「寿命」なのだ。
石原さんが「(第三極は)選挙の前に大同団結する。そのために太陽の党が吸収されてもかまわない」と、次期衆院選前に日本維新の会などとの合併を前提に話している。
この「仮の姿」に「太陽」という名前を付けるなんて……甚だ、失礼だ!
古代より世界各地で、太陽は崇められ、崇拝と伝承は信仰を形成した。
無宗教の当方でも、朝、太陽に向かって頭を下げる。
太陽は全ての元である。
それを、政治勢力の野合に利用するなんて……。「太陽の消失」にまつわる神話は世界中に散在する。
その多くが、太陽神が月神と敵対したことが原因となっている。しかし、現実には太陽はなくならない。それは、太陽が誰にも、同じ光を与える「本当の神」だからだ。
「太陽」を借用した政党は、自分だけ「光」を独占する、と勘違いしている。
石原「太陽」借用党の運命は? 無残に消滅するのか?
石原さんは、記者会見で「この太陽の党は一過程にしか過ぎません。必ず選挙の前に大同団結します。必ずします」と強調。
合流について隔たりのある政策面については「野合だって言う人はいるけど、自民党も民主党も野合っちゃ野合じゃないですか。今の自民党の幹事長も政党を変えている。ですからね、あまり人のことを野合なんて下品なこと言わない方がいいね。野合でも、いいセックスすりゃあいいんですよ」とニヤリ。
当方には、このやり取りにも「傲慢」を感じた。
はっきり言って「たちあがれ日本」の党首が変わっただけじゃないか。
「太陽」を安売りするな!
<何だか分からない今日の名文句>
「太陽=男=光」と「月=女=闇」の二元性