「浅草松屋（＝東武浅草駅）」が昔に帰った！ と言うので見に行った。
浅草駅ビルは１９３１（昭和６）年、関東では初となる百貨店併設のターミナルビルとして開業。なかなか風格のある７階建てのビルだったが、年月を経るうちに外壁の傷みが目立つようになり、７４（昭和４９）年、外壁はカバー材で補強した。
ちょうど、その頃、浅草駅から１５０メートル離れた毎日新聞社会部東支局の「街まわり」をしていたので、よく覚えている。
カバー材の外装はそれなりに近代的に見えたが……これも、時が経つにつれ「安っぽい」印象だけが残った。
そのカバー材を今回のリニューアルで撤去。昔の図面を頼りに開業当初の姿に戻った。東京駅の「復活」に習ったのだろう。
懐かしかった。
昔を思い出した。学生時代、この辺りで家庭教師のアルバイトしていた。靴屋の倅と、とんかつ屋の倅だった。勉強はできながったが、気の良い奴らだった。
新聞記者になってから、警視庁６方面（浅草、上野）担当の「察まわり」をした後、東支局勤務になった。
ロクに仕事もしないで、昼間から隣の銭湯「黒湯」に入っていた。
この界隈は……「ふるさと」だ。
ビルの名前も「東武スカイツリーライン・浅草駅」と変わったらしい。
直結の商業施設「ＥＫＩＭＩＳＥ（エキミセ）」が２１日、グランドオープンした。
列車が発着する２階を除く３階～地下１階が松屋浅草店。４－６階はファッションや生活雑貨。
７階には日本のものづくりに焦点を当て、小物や雑貨を扱う店が並ぶ「ＥＡＳＴ－ＴＯＫＹＯマーケット わのいち」。焼き肉、すし、イタリアンなどの飲食店街「駅見世ごはん」。賑わっていた。
屋上の「浅草ハレテラス」からは、東京スカイツリーが足元からてっぺんまで一望できる。
どうぞ、この辺りに来たら覗いたら。結構、楽しい。
さて、政局。結成２日目の「日本未来の党」。そのメンバーは８割が小沢さんの「国民の生活が第一」。なのに、小沢さんは役員にもならない。選挙後は……？
ご存知、小沢隠し？ 有権者騙しに使われた人々に同情する。
小沢さん、どうしても、生き延びたいのか？
有権者が騙されると……日本の政治はまた混乱する。
＜何だか分からない今日の名文句＞
新党「 小沢未練の党」（大笑い）