18日の夕刊は、安倍・オバマ電話会談で早期に日米首脳会談を行うことで合意!と書いている。
実は、選挙が始まった時点で(ちょっと早すぎたが)サンデー毎日の「青い空白い雲」で「『安倍首相』の初仕事は恥ずかしながらオバマ訪問」と主張してしたので、一安心。
安倍周辺では、最初の外遊先を母方の祖父、岸信介元首相がビルマ(現ミャンマー)、インド、パキスタン、台湾など東南アジア6カ国としたことを思い出し、「インド、オーストラリア、インドネシアを訪問して新基軸を出せ!」という意見もあった。
アメリカで良かった。
ともかく、日米同盟を確認するのが第一である。
多分、首脳会談で、オバマさんは「安倍さん、中国とうまく付き合ってくださいよ」と念を押すのだろう。
電話の後、安倍さん、経団連でのスピーチで「ブッシュ大統領と会話した」と間違えてしまった。フランスのAFPが報道している。
周囲が、くすくすと笑い出したので、間違いに気付いて、すぐに訂正したらしいが……気をつけて気をつけて……。
安倍さんは、ジョージ・W・ブッシュ政権時代に首相だったので、間違えたのだろうが……外国のメディアは、こんなことでもイチャモン付けるから。
人事も急ピッチ。11日のこのブログで「早くも麻生太郎副総理兼財務相、竹中日銀総裁という説が出ているが……」と書いたが、どうやら「麻生起用」が固まったらしい。
ただし「竹中日銀総裁」には賛成出来ない。これは、また後で書くつもりだが……。
長くなるが、団十郎の入院についても書いておきたい。
18日、南座(京都市東山区)の年末吉例、顔見世大歌舞伎に出演中の歌舞伎俳優、市川団十郎さんが体調不良のため京都市内の病院に緊急入院した。
歌舞伎座の建て替えが始まってから、凶事が続いている。
10年11月に工事が始まると、市川海老蔵が酔っ払って暴走族のリーダーの男に「俺は人間国宝になる男だ!」と威張ったばっかりに、大げんか。大怪我を負う。
翌11年1月に人間国宝の中村富十郎、ガンで急死。
ことし8月に、市川染五郎が舞台から転落。そして、中村勘三郎の急逝である。
そして、団十郎の入院。歌舞伎界は凶事ばかりだ。
歌舞伎座の完成が来年4月2日。
関係者の中には、「日取りが悪い」という人もいる。
「お祓い」すべきではないか?
僕の育った東京・柳橋の花柳界では、悪い事が続くと必ず「お祓い」をする。
歌舞伎座は、関東大震災、東京大空襲の「悲しい歴史の現場」である。建て替える時は、亡くなった人々を十分、供養しないと……それにしても……4月2日は……「死に目」じゃないか。
<何だか分からない今日の名文句>
歌舞伎座、拝金オフィスビル化に呪い?