梅雨に入ったら、皮肉にも「晴れ」が続く。
2日の安田記念は良馬場。結構なことだが、それでも「荒れる!」と予想して、世界のスプリント王ロードカナロアを無視して惨敗した。
「梅雨になれば、3連単は50万円馬券を狙う!」という「我が鉄則」は早くも頓挫。やっぱり、俺 、下手くそなんだ(笑)
それにしても、1600メートルを難なくクリアーしたロードカナロアは怪物だ。
春先、公明新聞(2013年2月25日付)が「自公政権の経済対策が効果、勤労者所得の向上に期待」という記事を載せた。
「百貨店で、高級時計や輸入雑貨など高額品の売り上げが急増している。アベノミクスと称される自公連立政権の経済政策の効果で2012年末以降、株高・円安が加速。日本経済に明るい兆しが見えてきたことで『富裕層などの購買意欲が高まった』(そごう・西武)とみられる。2月は売れ行きが一段と勢いを増しており、百貨店各社は消費者心理の好転に期待を寄せている」
この記事を読むと、景気が良いのは「安倍さんのお手柄」だけではない。「公明党の手柄」でもあるーーという論法。
でも、ちょっと、おかしい。
公明党の支持基盤・創価学会の人々は「富裕層」と言う訳でもないだろう。
公明党は庶民の党である。だから、支持者を集めて来た。
それを忘れてはいないか?
庶民は……高級ブランドが売れた!と言って「だから、何なの?」という気分ではないのか?
6月1日の東京新聞「こちら特報部」が「フェラーリ、ティファニー、高級食材、高級時計が売れる背景」を特集した。
この記事を読むと、確かに「高級品」の売上は上がっているが、それは「株価恩恵組」が手を出しているだけ。 若年層の消費動向は相変わらず鈍い。
バブル期のように「高級品志向」に向かわせようと宣伝しても、若者は手を出そうとしない。 牛丼は値下げしている。
東京新聞は冷静に「景気回復→高級品志向という単純な構図ではない!」と分析している。
もちろん、バブル期の夢をもう一度!という中高年もあるけれど。
フェラーリ、ティファニーを買う人は、日本人の0・00001%だろう。
公明党は、もう少し冷静になった方が良いと思う。
給料は上がらないのに、金利は上がっているのだから。
<何だか分からない今日の名文句>
シルバー世代の「バブル追体験」