フィギュアスケートの安藤美姫の衝撃出産。いや、驚いた。
でも、このニュースの関心事は周囲と大分、違った。お相手は誰なの?が、周辺の関心事。まあ、それも気になるが、注目したのは「なぜ、テレビ朝日の報道ステーションだけが、衝撃のインタビューを可能にしたのか?」である。
テレビ朝日の早河洋社長が定例会見で、
「2005年からフィギュアスケートのグランプリファイナルの中継をしてきた。その時は浅田(真央)選手が優勝したと思うが、その時から浅田、安藤という選手は世界レベルの大会で両エースとして活躍してきて、大変思い入れの深い選手の1人だった。そういう信頼関係があって昨日のようなインタビューにつながったと思う」と経緯を分析している。
スクープは信頼関係が全てだ。
それより、気になるのは「産後の肥立ち」である。
今年4月に女児を出産した。その翌月、安藤はリンクを滑っているらしい。
そんなことが出来るのか?
関東選手権(10月11~14日)で本格復帰する安藤は、母として14年ソチ五輪を目指す!というから、スタートは遅いぐらいだが……無理に「産後の肥立ち」を無視しているのではないか?心配だ。
妊娠中は、妊娠前の身体の状態では見られない、劇的な身体的変化を伴う。出産後は、徐々に妊娠前の体の状態に戻っていくことになるが……産後の肥立ちが悪いと、産後うつの症状として不眠が続いてしまったり、いつも疲労感に襲われ「だるさ」が抜けなかったり、イライラや動悸などの症状も伴う。
安藤は大丈夫なのか?
出産後5ヶ月くらい過ぎても、母体が回復していないケースもある。
普通、出産後から、元の通常の女性の身体へと戻っていく期間は、出産後6週間~8週間。これが「産後の肥立ち」の時期。
安藤は奇跡の早さである。
「大丈夫かな?」と呟いたら「相手探し」に夢中の周囲は「そんなこと心配するのは、お爺さんになった証拠」と笑われたが……。
夜、「調布の友人」が送ってくれた例の「穴子の白焼き」で、安藤美姫の「決断」に乾杯!「幸せ」に乾杯!
おめでとう!
<何だか分からない今日の名文句>
「ジェリー」と呼ぶな!
「ジジイ」と呼んでくれ!
(65歳の沢田研二)