急に寒くなった。財布も寒くなった。
１０日のエリザベス女王杯。ちょっと自信があったのだが……極道記者の塩さんの③メイショウマンボ軸１頭マルチ、相手２、7、９、１０、１４、１８に乗れば良かった。嗚呼……今年の秋は、オケラの秋？
このブログの愛読者「小野君」から「笹川陽平さんのブログをみのさんに教えて！」というメールが届いた。
「小野君」は日大一高の後輩らしい。以前、偶然か、待ち伏せか（笑）分からないが、会ったことがある。
その「小野君」が四面楚歌？の「みのもんた」に教えて欲しい！という「陽平さんのブログ」とは？（陽平さんは知り合いで、彼のブログは時々、読んでいるが）……題して「人生とは何ぞや？ノーパンである」(2013・6・3）は確かに面白い。笑いこけてしまったので……引用させてもらうと、
ーー全ての哲人達が「人生とは何ぞや」と苦悩し続けてきたということである。（中略）老境の私も死を意識せざるを得ない時期が到来し、真面目に考えてみようとするが、学問の蓄積のない我が身では、何ともならない。
先般、在日のインド大使を訪ねた折、千鳥が淵のお堀端に咲く満開の桜を眺めながら、西行の「願わくば花の下にて春死なん その如月（きさらぎ）の望月のころ」を思い出しながら突如閃いた。
人生とは「ノーパンである」、その心は「儚（はかない）いこと」であると、なんとも簡単なことではなかったか。人生は「儚い」のである。
陽平さんは、こう書いている。笑ごとではない。人生は儚い。これは「真実」である。
その上で、彼は「この生を無駄にしないで『私は自分の出来ることをやった』と自ら言うことができるような人生を歩みたい」
陽平さんの「自分のできること」とは……こう続ける。
「ハンセン病の世界制圧と彼らに対する差別撤廃と人権回復。60年以上も闘い続けてきたミャンマー政府と少数民族武装勢力との和解の実現。これこそ、いずれ死を迎える私の目指すわずかばかりの幸福なのです。
現在74才にして精神的には青春真っ盛り。
毎日、夜明けが待ち遠しく、感謝、感謝の毎日です」と結んでいる。
７４歳で、青春真っ盛り！
羨ましい。自信満々の陽平さんが羨ましい。
６９歳の当方、今までの人生、いつも、いい加減で……有り体に言えば「自信」なんて、どこを探しても見つからない。
でも……それで良い。それで良いじゃないか。
「生きる自信」がないから人間なんだ。
神様なら、何でも出来るけど……気がついてみると、何も出来なかった、と思うのが「人間」だったりする。
人間だから「ノーパン」なのだ！
「小野君」！
今度、みのさんに会ったら、陽平さんのブログのこと、教えますが……みのさん、ショボンと見せて、実は、自信満々かもしれないぞ！
＜何だか分からないが今日の名文句＞
股引履いても冬は冬