池田大作「中韓と対話」も呼び掛け

 創価学会の池田大作名誉会長が26日付で「地球革命へ価値創造の万波を」と題した平和提言を発表した。27日の毎日新聞、東京新聞の小さな記事で読んだ。
 災害や異常気象の被害が相次いでいる。事前の備えや救援、復興に関して近隣諸国との協力関係を深めるべきだ!と強調する池田さん。
 「安全保障の質的転換にもつながる」とし、日中韓の首脳会談開催などを積極的に呼び掛けている。
 核兵器不使用協定にも言及している。
 この日韓氷河期に、池田さんが(形だけでも?)隣国友好の前面に出る!その狙いはなんだろう?
 韓国人の50人に1人に当たる、実に100万人が「創価学会」の会員。その数は、日韓関係の冷却が続く現在も、なお増加傾向にあるという分析もある。
 2012年には池田さんの著書『ありがとう、韓国』が週間ベストセラーランキングに入った。現在韓国SGI(創価学会インタナショナル)の会員数は約100万人。海外会員175万5000人の半数以上を韓国が占めていることになる。
 韓国は創価学会の牙城の一つなのだ。
 池田大作の平和の推進の宣言には、こうした背景があるからだろう。
 一時、韓国では反日の空気が広がり、1960年代創価学会は「布教禁止」にもなった過去もある。
 科学、文化、宗教……何事も「平和」であれば発展しない。
 創価学会の平和的対話路線を支持したい。公明党の支持母体として「嫌韓」「反日」の路線にNO!の立場を鮮明にする。これが必要だ。
 あらゆる科学、文化、宗教団体が「平和」を大事にする姿勢を表明すべきだ。
 今週発売のサンデー毎日(2月7日号)の「牧太郎の青い空白い雲」では「嫌韓・嫌中・反日はオウム真理教より怖い『洗脳』」と書いた。
 安倍独裁に纏わりつく輩を皮肉った(笑)
 今日28日の夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが・おべんちゃらマン」と合わせて読んでくれ!
 今、日本は危険な水域に入っている!

<何だか分からない今日の名文句>
僕の「あべんちゃら」