最近、朝は、火野正平クンの「おはようございます」で始まる。
NHKBSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」。
自転車少年だった火野正平クンが「旅人」と称し、視聴者から寄せられた手紙に書かれた「こころの風景」を訪ねる。
今朝は「オートレース場」だった。
この番組の「風景」は、ほとんど、行ったこともなければ、聞いたこともない「極めて個人的思い出の場所」。名勝旧跡とは関係ない。
だから「旅もの」とは違う。だから、面白い。
ところが、今日の「オートレース場がある飯塚」は、40年近く前に、一週間、泊まり込みで、滞在した場所。(多分、総理大臣になる筈の麻生太郎さんが選挙に出る、というので密着取材。「代議士誕生のウラのウラのウラ」という連載を書いた)
懐かしい場所である。
遠賀川、ボタ山、角打ち……懐かしい。
あそこはどうなったのだろう?
いつもと違う興味が湧く。火野正平クンの「こころ旅」は「平成の寅さん」のようなホノボノとした青春回帰ものだ。
さて、連休の報告。
3日は天気が良いので、北鎌倉の円覚寺に「御朱印帖」をいただきに行った。
70歳になったので、あの世に近いところを歩き、旅を記録しておこうと思って……
建長寺まで歩いて、痩せ細った「釈迦苦行像」を拝む。
ちょっとくたびれたが、何故か、心やすまる。
そうそう、火野正平クンの今日の「こころ旅・オートレース」の後半はNHKBSプレミアム午後7時から。
(この番組は、朝と夜に放送される)
<何だか分からない今日の名文句>
相棒は「チャリオ」(自転車の愛称)と青空
正平曰く「人生、下り坂最高!」