「報道崩壊」を考えた
<12日~18日、ブログ休載の予定>

 10日は、ほとんどの時間を、雑誌「世界」の特集「報道崩壊」を読むのに使った。
 新聞・通信業界の大先輩・原寿雄さんの「ジャーナリズムの覚悟」という文章は、相変わらず「難しそう」に書いていらっしゃるので……(だから「世界」は売れないんだ!と思ったりしたが)……一応、この問題を整理している。
 それより、二つの「対談もの」は勉強になった。
 「メディアの危機をどう突破するか」永田浩三 (武蔵大学)VS金平茂紀 (TBS)
 「社会の『正気』、メディアの『正気』」 二木啓孝 VS池上 彰。
 二つとも、僕の知らないことがいくつもあった。
 「ネットで読まれているのは産経新聞」という解説には驚いた。初めて知ったこと。勉強しなければ!
 インタビューの「独『シュピーゲル』誌オンライン版の成功と闘い──メディアは『民主主義の危機』に直面している」も読みごたえがあった。
 それにしても、調査報道の危機である。読めば読むほど、不安になる。
 朝日新聞の「二つの吉田」騒動以来、 取材現場に「自己規制」の空気が重く乗り掛かっている。
 「特定秘密」のこともある。若い記者は覚悟しなければ……。
 その他の時間は……昼、浅草橋駅前の「かつや」で、新作?の「カレー鍋定食」を食べる。680円。
 「かつや」は「とんかつの吉野家を目指す!」で、元気が良い。
 今週は野暮用で、12日以降、東海・関西・中国方面を旅する。結構、忙しい。
 (多分、ブログも休むつもり)
 で、日大一高の昭和38年卒業の同窓会(15日)に出られない。
 名前だけだが、僕は「会長」になっているのに……申し訳ない!
 そこで、10日夕方、幹事の「桜田」の浅草の店に参上。お詫びして、僅かだが「寸志」を渡した。
 ごめんなさい!ごめんなさい!

<何だか分からない今日の名文句>
萎縮することが「崩壊」である!