一応、15日は未明まで、バカバカしい選挙結果の分析。
自民・公明で「三分の2」を獲得!とテレビは放送するが……ほとんど「何も意味のない結果」だった。
300億円も無駄に使って、分かったこと。
①国民の政治不信が「最低の投票率」に現れた。
②「比例で復活当選」に国民は不信感!
③安倍政治には反対だけど「受け皿」がなかった。
④野党では「安倍徹底反対」の共産が勝利!
⑤与党では(一応)「平和路線」の公明が増える
⑥自民、維新は現状維持?
いずれにしても「やらなくても良かった選挙」。
それを知りつつ、年内選挙を断行したのは、来年になると「大不況」がやって来るので「今のうち解散」をしただけである。
ただ、自民・公明で憲法改正を目指すことが出来る「勢力」になったことは記憶しなければならない。
15日の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」では「アベノミクスとはアベノリスク!」であることを「お笑い」で書いてみた。
さて、週末の報告。取材と野暮用で関西・東海方面で過ごした。
京都大学の学生寮が家宅捜索を受けた事件で、若干の取材。(これは16日発売のサンデー毎日の「青い空白い雲」で、書くことにした。読んで欲しい)
ちょっぴり暇が出来たので 12日の金曜日は朝早く、比叡山延暦寺へ。初めてである。
標高848m。気温4℃。朝早いので、ほとんど参拝する人はいなかった。 根本中堂など三カ所で、御朱印を頂く。
2006年4月、この延暦寺で、指定暴力団山口組の歴代組長の法要が行われ、話題になったことを思い出した。
警察は、法要の中止を要請したが、延暦寺側は「これは単なる宗教の行事」として要請を拒絶。阿弥陀堂で、最高級の法要「特別永代回向」が行われた。
その後、どうなったのか?
2011年、自治体で暴力団排除条例が相次いで制定されるなど、暴力団排除への社会的気運が高まったこともあり、延暦寺は山口組に対し、参拝を止めるように伝達したそうだ。
天界の近い「ヤマ」の上でも、平成のヤクザは差別されている。
組のために殺されても、坊さんがいないと浮かばれない?だろう。
土曜日、京都から名古屋で途中下車。
シティーホテルの社長になっている「昔の仲間」と昼飯。ホテル業界の難しさを知る。頑張ってくれ!
彼のホテルに泊まってもいいのだが、要らぬサービスを受けたりしたら申し訳ないので……隣街の「最近、気に入っているホテル」に泊まった。
このホテルの朝飯は日本一? 申し訳ないが、彼のホテルより、ランクが上のような気がする。
日曜日の投票日は、このホテルで、原稿を書いたり、テレビで競馬を見たり……リラックス。
そうそう、競馬の阪神JFは、狙いの「ロカ」が一番人気になってしまって……その上、出遅れ。万事休す。
<何だか分からない今日の名文句>
馬券は「政治」より難しい
(笑。冗談ですよ、冗談ですよ)