天涯孤独のチンピラ、テサンの前に、昔の恋人イネが現れる。8年前にテサンとの間に生まれた娘が白血病を患い、ドナー検査をしてほしいというのだ。
自分の子供の存在を知り当惑するテサン。でも、検査に訪れた病院で娘のスジンと出会い、可愛くて、可愛くて。
検査の結果、骨髄が一致し、2週間後に移植手術が行われることになったのだが……。
ここから、テサンに過酷な試錬が次々に起こる。
かつてのボスで悪徳事業家イルソクは、国会議員ソヒと手を組み、麻薬の密輸を進めていた。イルソクはそれを知った愛人ミスクを殺害し、その濡れ衣をテサンに着せてしまう。
警察に捕まったテサンは、スジンの手術を果たすため、護送中の交通事故に乗じて脱走する。
そんなあらすじだ。
今、10話目。
ハッと気づいた。この映画、何かに似ている。 筋も、音楽も……
そう『24 -TWENTY FOUR-』にそっくりなのだ。
(アメリカの連邦機関であるCTUロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアーと、その同僚や家族たちとテロリストとの戦いを描いたアレ!)
2001年にアメリカで放送が開始され、シリーズ累計レンタル回数3億回という快記録を上げた、あの映画とそっくりなのだ。
当面、夢中は続く。
<何だか分からない今日の名文句>
愛する者のために、命を懸けることができる