集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に反対するデモは昨日24日、約三万人だった。今まで、一番多い。が…… 10万人規模にならなくては、安倍・自民党を追い込むことはできない。
25日、朝、メールで「九条市民応援団 役員・世話人の皆さんへ」というお知らせが来た。例の「九条俳句」不掲載問題である。
簡単に説明すると、さいたま市の三橋公民館では、2010年11月から、地元の俳句会が会員の俳句の中から選んだ一句を月報に掲載していたのだが、昨年の7月号で、問題が起こった。
「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠んだ俳句について、公民館側は「世論が二分するテーマ」は掲載できないと言い続ける。
どう考えても、憲法で保障された「表現の自由」の侵害にあたる。
ラチが明かないので、一年たって、作者の女性(74)が市などを相手取り、月報への掲載と、掲載拒否で被った精神的苦痛に対する200万円の損害賠償などを求め、今日25日、さいたま地裁に提訴する。
その知らせ。11時半の弁護団の地裁への提出。午後2時に記者会見するらしい。
掲載拒否から一年。公民館の判断を支持した市や市教育委員会の対応の是非が、司法の場で争われることになる。意味がある、と思う。
実は、安倍内閣になってから、今まで、自治体が協力していた市民の「平和イベント」が、後援拒否に合っている。 この種の「お上の嫌がらせ」に対しても、市民の中から、提訴する動きが出るかも知れない。
24日は約一ヶ月ぶりの筋トレ。それほど、体力は低下していなかった。
<何だか分からない今日の名文句>
お上との距離、市民との距離、自由との距離