本当の自民党を「右翼」から取り戻せ!

 安倍政権を支持する文化人を使って、政権の発信力強化を目指す、安倍さんに近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」。
 25日の初会合では、講師として呼ばれた作家の百田尚樹氏が「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」と発言した。
 「とんでもない言論封殺!」と新聞、テレビは驚いた振りをしたが、こんな「新聞社潰し」発言なんて、「極右・安倍組」の身内では、日常的に話しているのが「本音」である。
 長尾敬衆院議員(比例近畿ブロック、当選2回)が、「沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こされるか。左翼勢力に完全に乗っ取られている中、大事な論点だ」と水を向け、いわば、身内の(極右の)夢を、文化人の言葉を使って、世間に認知させようとしただけ。
 ワザと「やりとり」を記者たちに聞かせいる。
 彼らは、安倍さんに代わって、本音を言っただけなのに……なんで処分を受けなければならないの?と不満タラタラだろう。
 ああ、なんという幼稚さ。
 ああ、最低な愛国心。
 安倍さんの本性がバレた。
 長尾さんは、自身のブログで「日本青年協議会(日本会議の前身)のメンバーでもあった私は」と、右翼団体に所属していたことを明かしているが、今、自民党は右翼に乗っ取られている。
 平気で「表現の自由」や「立憲主義」などの近代的民主主義の諸原則を軽々しく踏みにじる。
 少し前まで、自民党には「ハト派」もいれば「容共派」もいた。
 自民党は、共産党より、公明党より、自由だった。
 心ある自民党員の方々!
 「極右・安倍組」から、本当の自民党を奪い返して欲しい。
 さて、28日の宝塚記念。応援したゴールドシップは気性の悪さを出して、まさかのスタート立ち遅れ。 約10馬身遅れでゲートを出たが、時すでに遅し。
 ああ、永田町にも、競馬場にも、悪魔がいるんだなあ(笑)

<何だか分からない今日の名文句>
琴になり 下駄となるのも 桐の運