週刊文春の今週号は「安倍首相よ、まだ間に合う 新国立競技場計画を 即刻中止せよ!」
読者緊急アンケートでは87%がNO 一番悪いのは森喜朗元総理
審査委員長 安藤忠雄 予算倍増の理由は「わからへんね~ん」……と言ったメニューの大特集だ。
いま、一番、国民の関心事だからトップ扱いはおかしくないが、安保関連法案の記事はほとんどない。
ちょっと妙な気がする。
その週刊文春が発売された日は安保法案強行採決の日である。
読者に「安保より新国立」をイメージさせる魂胆か?
その日、まるで週刊文春が出たタイミングに合わせたように、政府筋から「新国立見直し論」が出てきた。
「新国立見直し」は、安保法案から国民の関心を遠ざける「目くらまし」ではあるまいか。
「新国立」は「新国立」。「戦争法案」は「戦争法案」。
一番、大事なのは、日本の将来を決定づける「安全保障」の問題。忘れてはならない。
一方で「新国立」は政局を動かす材料になっていることも事実だろう。
石破茂地方創生担当相を支持する議員グループの会合では、山本有二元金融担当相が「安全保障関連法案以上に、内閣支持率に打撃なのは国立競技場だ」と指摘。また額賀福志郎元財務相は記者団に「どういう経緯をたどったのか分からないが、国民には納得できる形で政府が対応することが大事だ。最終的には官邸で判断することになるのでは」と微妙な言い回し。
まあ、安保法案から国民の関心をそらす「安倍内閣の目くらまし」に騙されないようにしよう。
週末も、抗議活動に参加したい。
7月18日(土)午後1時きっかり「アベ政治を許さない!」の同じポスターを全国一斉にかかげよう。
僕は、この運動の呼びかけ人になっている。
<何だか分からない今日の名文句>
運動は先ずは「息切れ」しないこと