何事も、上手、下手がある。
今週の週刊現代のトップ記事。「内幕レポート 次は石破か谷垣 安倍晋三 あっけない退場」。つい読んでしまう。
特別な情報がある訳ではないが・・・安倍内閣の危険度がよく分かる。上手い見出しだ。
どこが上手か?と言えば、固有名詞が3つ入っていること。
「次は・・・」という言葉。読者は記事に必ず「予想」を期待する。
週刊誌の必須テーマは「カネ」「色恋(セックス)」それに「喧嘩」。
「喧嘩」をイメージする「あっけない」という言葉を使っている。 週刊誌は「見出し」が全てだ!
これに比べ、申し訳ないが同じような内容だが、今週のサンデー毎日のトップ記事の「見出し」は下手くそだ。
「支持率急落! 怒りが広がる安保法制 自民“造反”潰しで安倍が仕掛ける『9月解散』の威嚇」
実に下手である。
長すぎる。説明しすぎだ。支持率急落 なんて、誰でも知っている。
「見出し」を読んだら、全てが、分かってしまう。意外性ゼロだ。
出来の悪い新聞の「社説」と「政治記事」を読まされるような「嫌な感じ」だ!誰も買おうとしないだろう。
週刊誌は「学校新聞」ではないんだぞ!これじゃ、いつまで経っても売れないよな!
さて、この「見出し下手」のサンデー毎日の今週号の「牧太郎の青い空白い雲」では、アメリカと軍事同盟を結びながら、中国と平和友好条約を結ぶ「日本外交の矛盾」を書いた。
本来なら、日米安保を破棄して、新たに日米平和友好条約を結ばなければならない。
あまり面白くないテーマとは思うが・・・・この矛盾にバカな政治家たちは気付いていないようなので、あえて書いた。
見出しは「首相の『妙なたとえ話』が日中戦争を引き起こす」。
あまり上手ではない「見出し」だが(笑)・・・読んでくれ。
多分、サンデー毎日のホームページでも無料で読めるから。
<何だか分からない今日の名文句>
嫌な感じ!
「9月解散」で安倍晋三も株価も真っ逆さま