山口組と島田紳助、6代目とVWショック

 26日、育英小学校の同窓会。「余興にミニ講演をしろ!」と幹事に命令され、政治向きの話は差し障りがあると思ったので、ちょっぴり刺激的で、ドラマ性がある「山口組分裂」の話をしたら、大いに受けた。

 日本人は任侠ものが好きなのだ。

 ヤクザものが得意の「週刊アサ芸」は、普段の二倍売れている。文春、新潮も追随した。

 ミニ講演で、話さなかったことは「山口組と島田紳助」の話。ここで披露すると……

 島田紳助は「6代目山口組」のナンバー3、統括委員長・橋本弘文(「極心連合」会長)との「深い付き合い」が原因で、芸能界を追い出された。

 そのナンバー3が、いま、微妙な立場にある。

 ナンバー2の高山清司・若頭が収監中だから、事実上のナンバー2。その人物に、分裂の責任を取り、引退すべきだ!という動きがある。

 もともと、この人物は、今回離脱した「山健組」の出身だから、立場が微妙なのだ。

 この人物が、立場上、止む無く、神戸山口組(=山健組)に攻撃すれば、抗争が起こるかも知れない。

 島田紳助の芸能界復帰も、微妙に関係する。

 これは、ミニ講演で、ちょっぴり、触れたことだが、名古屋が本拠地の6代目が大きくなった理由には、トヨタ関連の自動車産業との深い関係がある。

 「6代目山口組」は身内の分裂より、VWショックの方が気になる。

 VWの問題は、日本の自動車産業にどう関係するか?6代目は、このことばかり、考えているのでは(笑)。

 さて、明日から、10月。そろそろ、紅葉の便り。

 <何だか分からない今日の名文句>

 現代ヤクザはピストルより株価