例の「物言う株主」旧村上ファンドの村上世彰元代表の関係先を証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反の疑いで強制調査した。村上さんと長女で投資ファンド「C&Iホールディングス」代表から任意で事情を聴いた。
25日の取引終了直前、強制調査のニュース速報が出ると、村上銘柄の黒田電気の株価は一気に前日比7%超暴落。26日午後1時時点では、三信電気、エクセル、アコーディア・ゴルフなどが暴落した。
結果的に、村上銘柄の暴落を狙った感じだ。
ちょっと前、多分、17日だと思うが、東京地検特捜部が金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で、大手仕手集団「誠備グループ」元代表、加藤嵩容疑者ら三人を逮捕した。
逮捕容疑は大量の買い注文を出し、不正に高値に吊り上げ、高値で売り抜けるなどして60億円の売却益を得た、と言うのだが……仕手筋とは、こう言うものではないのか?
特捜部は、株価を変動させる目的で根拠のない情報を流す「風説の流布」にあたる、と言うのだが……「嘘の情報」は流した、と断定するのは難しい。仕手戦はもともと情報戦である。
はっきり言えば、これが犯罪になるなら、海外ファンドが恒常的にやっていることは「大量株価操縦」にならないのか?なぜ、摘発しないのか?疑問が残る。
アベノミックスの大失敗を隠すため「株で大儲けした有名人」を槍玉にする作戦か?
まあ、冷静に、コトの成り行きを見ておこう。
昨今、あの人も、この人も、株で儲けた政治家さんはいっぱい、いるのだから(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
アホノミックスの「成れの果て」