9日、巨人は、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたことを明らかにした。14年、巨人以外の8,9試合にカネを賭けて、50~60万円負けた。八百長は否定しているようだが……
これで、巨人の野球博打選手は4人。もっといるらしい。
読売新聞社は「ナベツネ辞任」で、一件落着を狙っているが、これは、球団の体質にも関係する。
なぜ、巨人は公式戦辞退が論じられないのか?
不思議である。
常々、高校野球に厳しい新聞社に疑問を持っている。部員、それも、レギュラーでもない生徒が暴力を振るった、万引きをした、という理由で、甲子園出場が出来なくなる。数ヶ月も前のことでも、辞退させられる。
厳しすぎる。全体主義の悪いところだ。
高校生に「清廉」を求める読売新聞社は、今回の「巨人選手4人の野球賭博」をどう考えるのか?
全体主義なら、当然、巨人は公式戦を辞退すべきだ。
メディアは巨人不参加では「己の商売」に悪影響を及ぼす、と思って、公式戦辞退論に蓋を被せている。
これはあまりに不公平だ。
個人の犯罪、昔のこと、という理由で、巨人は辞退しなくて良い!と言うのなら、高校野球にもっと寛容になるべきだ。
<何だか分からない今日の名文句>
既往は咎めず