16日午後9時23分ごろ、茨城県南部で震度5弱。野暮用旅行先で眠っていたが、すぐ飛び起きた。震度4? 結構、揺れた。
気象庁によると、今回の地震はプレート境界型とみられるという。この地域では、M5~6規模の地震が比較的多い。今後2~3日は最大震度4程度の揺れに警戒するよう呼びかけているが、熊本地震以来、気象庁の見通しが信じられなくなった。
地震予知学者を信じられなくなった、という人も多い。
1976年ごろ「東京大学地震研究所」を頂点にする『地震ムラ』は「前兆すべり(プレスリップ)説」を発表して、以後、莫大な国家予算を獲得した。
「巨大地震は突然、起こるのではない。直前に、プレートの境界面が崩壊を始め、緩やかな地滑りのプレスリップとともにマグニチュード6程度の地震が起こる」
これが、世界に誇る「予知の理屈」である。
「大規模地震対策措置法」が作られ、日本は「世界で唯一、地震を予知して住民を避難させる国」になった。
でも、その予知の現実は?
今日(5月17日)発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」では「“地鳴り”怯え『地震ムラは詐欺集団だ!』と叫ぶ人々」を書いた。
気象庁も、地震予知学者も信じられない!というのが、被災地も含め、日本人の本音ではあるまいか?
読んでくれ!
<何だか分からない今日の名文句>
予知できないからこそ
地震も運命 ガンも運命