新聞は「秋の新連載」の季節。ほとんど宅配がない夕刊紙は「ガン」をどう扱うかが、勝負どころ。
日刊ゲンダイの新連載は「妻が末期ガンになったら」。
夕刊フジは「上手な死に方を考える」と「がんに強い病院探訪」の二本立て。「余命もの」と「名医もの」を同じページに並べるのには幾分、違和感を持ってしまうが……
昨日10月4日の夕刊フジの 「がんに強い病院探訪」の第一回は「肺がん 国立がん研究センター中央病院呼吸器外科」の渡辺俊一さん。
6月に、僕の肺を切ってくれた先生。「区域切除」のスペシャリストである。
だから、特別、驚くようなニュースでもないが、自分の手術を担当してくれた医師が「国内最多年間500件」の実績を持つ!と知らされると、妙に安心する。
がんの手術は実績だろう。月に1回か2回しか、手術を行わない外科医を信じろ!というのは無理である。
渡辺医師はそれこそ、1日に三回ぐらい執刀する。
だから、信頼できる。
週刊現代のように「手術したがる外科医に気をつけよう」式の報道も多いが、問題は「医師の腕」ではないか?
昨日「オレオレ詐欺の被害者」になりそうな出来事があった。極めて不愉快だが、詐欺を見破った「人間力」をちょっぴり自慢するか(笑)
偽刑事まで登場して………手が込んでいる。詐欺師も勉強しているのだろう(笑)
みなさん、ご用心、ご用心!笑い事ではない。
<何だか分からない今日の名文句>
「手術するか、しないか?」より
「誰が手術するか?」が問題だ!