最近、エッチな行為をした「どうようもない、最低の男」の防犯カメラの映像が公開されている。
テレビニュースが、この映像を流して「岡っ引き」の手伝いをする。
これには、賛否両論あるとは思うが……それはともかく「防犯カメラ」がないと、最近は、なかなか犯人が捕まらない。
早い話が、神奈川県横浜市・大口病院での点滴連続変死(殺人?)事件である。
未だに犯人が捕まらない。
4階フロアだけで7月から9月にかけて約50人もの患者が亡くなっていた「怪事件」。全力を挙げて、解決してほしいのだが……
内部犯行だろう。すでに、殆どの関係者の「事情聴取」が終わっている。でも、逮捕者を特定できない。不思議である。
「それらしい疑い」があり、逮捕状を請求する!と言われた看護師のもとに、報道陣が集まった時もあった、と聞いているが、進展はない。
今回の犯行が病院関係者であった場合、医療施設や老人ホーム内の事件ならではの「厳しいハードル」があるのだろう。
2000年に宮城県仙台市で起きた、患者の点滴に筋弛緩剤を混入し殺害した事件では、殺人と殺人未遂の罪に問われた准看護師の無期懲役が確定したのは2008年。准看護師は最後まで無罪を主張し、冤罪の可能性を報じたメディアもあった。確定後も再審申請が行なわれている。
医療施設や老人ホームでの事件では、被害者の証言能力に限界が出てくるケースが多いからだろう。
監視の目(防犯カメラ)がない中で、内部の人間による犯行が起きれば……公判維持の点で、確かに難しい。
しかし、防犯カメラがないと犯人が捕まらない、という「捜査能力の欠如」にも、問題があるようにも思うのだが。
この週末、新たな展開があるような気もするが……
この期を逃すと、長期戦。
この病院、倒産に追い込まれるだろう?
<何だか分からない今日の名文句>
白衣の天使が「黒い看護師」