海老蔵の「気になる話」はボツにしろ

 20日は、長野県下の最大の弾圧事件「2・4事件」を調べよう、と塩田平へ。猛烈に暑かった。

 気になる「芸能情報」。嘘か、本当か、まるで分からないが、海老蔵に女性スキャンダルの話。出れば「悲劇の海老蔵」の向けられた評価がガラリと変わる、という解説付きだ。
 
 麻央さんが亡くなったばかりのタイミング。読みたくないスクープだ!
 
 再三、言うが、芸人の女遊びは芸の肥やし!である。
 
 「役者と芸者は芸の双子」である。役者は幼い頃から、お茶屋に行く。芸者から“女性”を学ぶ。 芸者は役者から“芸事”を学ぶ。
 
 芸者が「総見」(興行を後援する目的で団体をつくり、全員で見物すること)で舞台に花を添えれば、そのお返しに、役者はお茶屋で散財して、花代を落とす。
 
 近くにいれば「男と女の関係」になるのは当たり前。ちょっとした「人生のスピード違反」だ。
 
 一部の週刊誌が交通取り締まりの警察官のように「不倫」という「人生のスピード違反」を摘発する。「野暮」を通り越している。
 
 まるで「暗黒時代の岡っ引き」のようだ。
 
<何だか分からない今日の名文句>

悲劇の千両役者