杖の「握る部分」が凸凹している。20年近く使っているので仕方ない。どうしたものか? 悩んだ末、9日、日本橋高島屋で、新しい木製杖を購入した。「天寿国繍帳」模様が入った最高級品(「龍村美術織物」製作)。ちょっと、競馬で儲けたので、購入可能になった。
「天寿国繍帳」は、聖徳太子の死去を悼んで妃の橘大郎女が作らせた、とされる「聖徳太子が往生した天寿国のありさまを刺繍で表した帳(とばり)」。「天寿国」とは、阿弥陀如来がいる「西方極楽浄土」を指すらしい。
美しい。死んだら、棺桶に入れてもらおう(笑)
11日「毎日フォーラム」9月号が届いた。「牧太郎の信じよう!復活ニッポン」は「空前の将棋ブーム!もし藤井四段と“不運の天才・村山聖”が対戦したら?」。あまり知られていない「天才将棋指し」を書いてみた。 読んでくれ!
<何だか分からない今日の名文句>
千時多至、部間人公、仏即真玩、皇前日啓
(「天寿国繍帳」に書かれた銘文)