母親に似て多汗症である。この季節、特に、ことしは「1日に3回」Tシャツを取り替える。
このところ、テレビの情報番組に登場する「一般社団法人日本ボクシング連盟 終身会長 山根明」さんは35度程度の炎天下。 約20分間、記者の質問に答えているが、汗をまるでかかない。
羨ましい。
人間、普通、暑ければ汗を掻く。皮膚表面から汗が蒸発すれば、気化熱による 冷却効果がある。だから、気温の高い時、運動により個体の筋肉が熱くなっている時には、多くの汗が分泌される。それが普通だろう。
ところが、山根さんは汗ひとつ見せない。凄い。
言うことは、もっと凄い。「腹を切る!」なんて平気で言い放つ。常に声高にまくし立てる。
凄い。狼のようだ。
そう言えば、オオカミには汗腺がほとんどない。四肢の裏側に汗腺を持っているが、非常に小さいので汗をかかない。体温調節は長い舌を垂らして激しく呼吸することで、舌に付着した唾液を汗の代わりに蒸発させる。
ということは……山根さんも、見えないところで「ハアッ、ハアッ……」と深呼吸しているのかな(冗談ですよ!笑)
ともかく、テレビにとって、山根さんは貴重なキャラである(笑)
「紀州のドンファン怪死事件」の犯人が捕まるまで、テレビは「息巻く山根オオカミ」で商売するんだろう。
<何だか分からない今日の名文句>
「綸言汗の如し」
皇帝が一旦発した言葉(綸言)は
取り消したり訂正することができない