週刊誌は「健康雑誌」になってしまったのか?
今日11月6日発売のサンデー毎日の広告ではトップ記事が
<カリスマインストラクター・高崎玲子が指南 医者いらずの健康体に!呼吸をととのえる「らくゆるメソッド」>
つい読んでしまって「高崎式の基本<お尻ぎゅっ>」をやってみたりした。
昨今の週刊誌は「カネ」「健康」「健康」の3Kなのだ。
でも、サンデー毎日は「知的な読者」に「知的に」応えている。
新連載の【虚無主義を超えて・評伝西部邁・予告された死の真相】に注目した。
筆者は高澤秀次さん。文芸評論家で「中上健次」に詳しく、集英社版全集の年譜(第15巻)製作を担当した方で、『評伝中上健次』を読んだ記憶がある。
僕は、西部さんとは思想的に相容れないものが多いが、なぜ彼が「他人の力」まで借りて入水自殺したのか?を知りたい、と思っていた。
(事件的には「遺体の口中に青酸化合物があって、警察が知らない“別の人物”の存在したらしい
という新事実にも興味があるが)一番、気になったのは<自殺用に用意した短銃を60年安保全学連委員長の唐牛健太郎の未亡人に頼んでいた>ということである。
ともかく、面白い。 読んでみたら良い。
この号の「牧太郎の青い空白い雲」は
チカラを込めて書いた。
<何だか分からない今日の名文句>
自裁