旅は山陰から山陽路へ。姫路、豊橋と回る。まだ、桜が残っていた。
21日朝、花火の音で「地方選の投票日」を気づいた。
気になったのは、衆院大阪12区と沖縄3区の補欠選挙。大阪12区では日本維新の会新人が、沖縄3区では社民、共産両党など「オール沖縄」が支援した無所属新人が勝った。予想通りだった。
22日の新聞は「自民は夏の参院選に向け戦略の見直しを迫られる」と書いているが、一番、深刻なのは公明党ではあるまいか?
北川知克元副環境相の死去に伴う衆院大阪12区補選はいわゆる「弔い選挙」。自公は勝って当然の選挙だった。
なぜ「維新」に負けたのか? はっきり言って、安倍首相の「維新」贔屓が原因なのだ。「維新が勝っても良い」と思っている。
一応、自公候補の応援に行ったけれど、内心「憲法改正の相棒は公明党ではなく維新」と思っている。だから「熱」が入らない。だから、下々の運動も投げやりだ。
もし、衆参W選挙になったら、安倍自民は「維新」応援団に回るかもしれない。
前回(2017年)の衆院選。公明党が小選挙区で当選したのは8人。そのうち、実に6人が関西の選挙区(大阪4人、兵庫2人)から当選している。
自民党はもちろん「日本維新の会」が候補者の擁立を見送ったから、公明党が勝った。
維新は「大阪都構想」への協力を取りつけるため、過去3回の衆院選で公明党の候補がいる選挙区への独自候補を見送り、選挙協力を行ってきた。
ところが「大阪都構想」で、維新と公明党は決裂。このままでは「維新」は独自候補を擁立するだろう。
衆参W選挙なら公明党は惨敗する!
この際、公明党は「安倍自民」と決別して、憲法改悪反対の野党連合に加わったら、どうだろう。
まあ、無理だとは思うが、過去に、創価学会は共産党と一緒だった事もあるんだから。
そうなれば「黎明」大革命だ!
<何だか分からない今日の名文句>
公明党を殺すも生かすも
「隠れ首相候補」の橋下徹?