幼い日本人騎手が「トラックドライバー」を馬鹿にした?

 昨日13日は「外国人騎手の天下」を書いたが、日本人騎手は弱い!だけでなく、一部に、人間的にも成長していない部分もあるらしい。

 と、言うのも……神奈川県川崎競馬組合が13日、「滝川寿希也」という騎手を「SNSでの不適当な発言」などを理由に13日から16日までの4日間、騎乗停止とした。

 何が、原因なのか? 小さい記事だけでは分からない。

 で、調べてみると、この人、

 「競馬騎手とトラックドライバーは同じだ」と言われたことに腹を立て、SNSで「トラックドライバーと一緒にされたら騎手も終わり。騎手は夢のある難しくて大変な仕事だわ」とやってしまったらしい。

 いかにも「偉そう」に映ったのだろう。ファンから抗議が出た。

 (「SNSの発言で騎乗停止!」は自由な言論を弾圧する恐れもあるから反対だが)この人、幼い!

 トラックの運転手さん(を始め競馬ファン)が馬券を買ってくれるから、競馬が成り立っているのに……騎手は素晴らしい仕事だし、トラック運転手も、なくてはならない「大切な仕事」だ。

 滝川君!、ちょっと、勘違いしているよ。

 彼の発言を「職業差別!」なんて言うつもりはないが、スター騎手なら「言って良いこと、悪いこと」を区別しなければ……ルメールの代わりに騎乗し、GⅠレースに完勝したダミアン・レーン騎手は「機会を与えてくれて感謝です」と謙虚に話した。

 勉強しろよ!

 ファンのお陰で、競馬サークルは生きているんだ。

 23歳の騎手は「引退する!」と言っているそうだが、上手に頭を下げるのも、ファインプレーだよ!

 

<何だか分からない今日の名文句>

田中角栄、曰く

「言って良いこと、悪いこと

言って良い人、悪い人

言って良い時、悪い時」