GDPはゼロ、もしくは若干のマイナス!と予想していたが、内閣府は2019年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値を「物価の変動を除いた実質で前期比0・5%増!」と発表した。本当なのか?
中国経済の減速で輸出が落ち込み、個人消費も激減しているのに……「輸入が大きく減少したので、成長率を押し上げた」と説明する。
はっきり言うが、コレは「数字遊び」。インチキである。
無理矢理「好景気」を演じて、消費増税を断行するつもりなのか?
再三言うが、この時期の増税には絶対反対だ!
今日21日発売の「サンデー毎日」の「牧太郎の青い空白い雲」では
<危うい「MMT」理論を信じて五輪マンションを買う人?>を書いた。
「MMT」という言葉をご存知だろうか?
「MMT」とは「Modern Monetary Theory」。今、アメリカで(日本でもちょっとだけ)話題の現代金融理論である。
簡単に言えば「自国通貨建ての借金(財政赤字)は、紙幣を印刷すれば返せるのだから巨額であっても構わない」という“めちゃくちゃな金融理論”。
「財政拡張政策」で活路を見出そうとする!一部の政治家・学者が考え出したのだろう。
もし「MMT」が正しければ、10月の消費増税なんて必要ない!ということになる。
「MMT」なんて信じないが「インチキなGDPの数値」よりは罪が軽いような気もする(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
「邦に道あれば則ち知、
邦に道なければ則ち愚」