ニュースウイーク最近号で、サム・ポトリッキオ記者が「皮肉の限り」を尽くして、こんなコラムを書いている(笑)。
題して「『トランプ転がし』の名人、安倍に勧める5つの秘策』。
引用させて貰う。
<トランプ米大統領をおだてることにかけては、日本の安倍晋三首相の右に出る者はいない。手放しの称賛を何よりも好むトランプの性格を考えれば、重要なスキルだ。
安倍の巧みな心理操作の技術は、それだけで日本がトランプの「関税攻撃」の標的になる事態を回避できそうだ。他者の好意に飢えているトランプに、安倍は何の臆面もなく望みのものを提供してきた。
今年2月には、このアメリカ現代史上最も好戦的な大統領をノーベル平和賞に推薦したと報じられた。エイプリルフールの新聞のジョーク記事かと思うような現実離れした話だが、トランプに生涯最大の栄誉の1つ(の資格)をプレゼントしたのだから、トランプは安倍の好意を絶対に忘れないだろう>
大笑いだ。
でも、ちょっと待ってくれ! 一見すれば、ポトリッキオ記者が言う通りだが……僕から見れば、間抜けな「三代目の若旦那」が「町内の札付き」に脅され(お世辞だけでなく)金品を巻き上げらている!と言うのが本当だろう。
転がされているのは、安倍さんの方だ。
<トランプの「関税攻撃」の標的になる事態を回避できそうだ>とポトリッキオ記者は言うけれど、本当なの?
昨日のブログでも書いたが、トランプの要求は「カネと軍事力」。トランプはすでに「莫大な軍事費」を霞取っている。
その上で、自衛隊を「アメリカの軍隊」にする魂胆。同時進行で、「関税」問題で、じわりじわりと日本を締め付ける。
トランプが「ジャパン転がし」をやっているんだよ。
このアメリカの記者さんも、ひょっとして、トランプ一家の助っ人かな(笑)
さて、東海道の取材旅行。3日目は知多半島方面。
<何だか分からない今日の名文句>
「気まぐれ」を演じるヤクザ屋さん