G20の前後、世界の注目は常にトランプだった。6月30日午後、現職の米大統領として初めて軍事境界線を越えて北朝鮮側に入った。
舞台装置は見事なものだ。吉本興業の舞台に登場した三流役者の安倍さんと比べると、格段、上である。
まあ、トランプ一流の政治ショー。その実効はどうなるだろう。
4日はいよいよ参議選公示である。
メディアは……自民党は単独過半数割れするものの、連立与党を組む公明党が組織をフル回転させて3議席増やし、非改選を含め、自民、公明の与党は過半数の123を上回る!と予想しているらしい。
でも、本当に自民党は勝てるのか?
そう簡単ではないだろう。自民党の「悩み」は幾つもある。
①「老後2000万円不足」騒動の余波。
②目玉候補がいない
③ 公明党の支持基盤である創価学会は、会員の高齢化で選挙活動の運動量が急速に低下している。
④多弱状態の野党の中で存在感を高めている「日本維新の会」。4月の大阪クロス選挙やその後の衆院補選で自民党候補を圧倒した勢いが全国に広がっている。
こう考えると、安倍自民はそう簡単に勝てるとも思えない。
僕が「れいわ新選組」を応援する狙いは「投票率アップ」である。わずか1か月で2億円以上の寄附を集めた山本太郎が投票率アップの起爆剤になり得る!と思ったからだ。投票率が上がると、安倍自民は苦戦する。
それが狙いだ。
「れいわ新選組」は「候補者10人は確実に立てる」と言っている。
山本太郎は6年前の参院選東京選挙区で初当選したが、改選となる今回の参院選では東京選挙区での立候補を表明していない。比例区に立ち、大量得票を狙うのか?
今、決まっている候補者の中には、例えば「 東大東洋文化研究所教授」の安冨歩さん。(トランスジェンダーで女性装の教授として知られているらしい)重度障害のある木村英子さん。(生後8カ月のときに首を損傷し、全身を動かすことができず、介助者の付き添いを受けながら障害者支援に取り組んでいる)
これから、 毎日、立候補者を発表するつもりらしい。
山本太郎はどこまでやれるか?
<何だか分からない今日の名文句>
若者は「新撰組」を選ぶ?