消費増税のインチキ?水道、電気が10%で、なぜ「新聞購読料」が8%なの?

 ここ一週間、テレビの情報番組は「山本太郎もの」一色だった。参院選の最中、屁理屈を並べて、「山本太郎のれいわ新選組」を一切、報道しなかったのに。

 我が二代目日本魁新聞社が

 < 「それしかない!」と思って「山本太郎のれいわ新撰組」に寄付した>

 と書いたのは6月28日。

 その時、支持する理由の一つとして

 <「れいわ新選組」は自民党でも、野党でもない。自民党は「国家志向ーー拡張財政志向(公共事業型)」。金持ち優遇で「悪」である。

 野党(民主党系?)は「個人志向-ー均衡財政志向」。福祉の拡充を訴えているが、自民党に貧乏人への「ばら撒き」と批判されると中途半端になる。

 野党は「個人」のために動くが、必要以上に財政を使わない。「悪」ではないが「善」でもない。

 「山本太郎・れいわ新選組」は違う。

 「個人志向-ー拡張財政志向」である。財政を通じて、個人に富を分配しよう!とするのだ>

 と分析した。

 これが「れいわ新選組」の【弱者のための政治】の本質なのだ。

 メディアは今になって、これまで報道しなかったことに対して、まるで「免罪符」のように、連日「山本太郎特集」を組む。それはそれで、意味がある。

 しかし、テレビの情報番組は 「個人志向-ー拡張財政志向」という「れいわ新選組」の信念が分かっていない。

 敢えて言う。政治とは「弱い者の味方」でなくてはならない。報道は「国民の味方」でなくてはならない。

 先日(8月2日)のブログ

 <デフレが人々の心を痛めつけているのに……狂気の消費増税まで2ヶ月!>で

 「新聞購読料」が軽減税率の対象になっていることに異議を唱えた。

 <飯が食えなくなったら、人間、死ぬかも知れない。食料品は「消費税ゼロ」が相応しい。

 でも、新聞を読まないと、人間、死ぬか?>と書いた。

 新聞購読料も「他の商品・サービス」と同じ税率10%でなければならない!それが正義だ!

 これからも、何度も、何度も、書く。

 水道、電気も「命」に関わる。それなのに、水道料金、電気料金が税率10%。それなのに「新聞購読料」が8%。

 これで、メディアは正義!と言えるのか?

 

<何だか分からない今日の名文句>

公平の原則

明確の原則

便宜の原則

最小徴税費の原則

(租税制度に関するアダム・スミスの4原則)