義弟「武夫」を送った。30日夜、通夜。31日午前に荼毘。昼、告別式。火葬場が混んで、変則的な「段取り」になった。
武夫の写真が素晴らしかった。和服で笑っている。
こんな写真、あったのか? カメラを向けると「俺は良いよ」と逃げる「写真嫌い」の武夫なのに。
実は「武夫の写真」は4枚しかなかったらしい。で、4枚の中から、仲間と「釣り」に行った時の集合写真(50歳代)を選らんだらしい。
笑っている。
でも「釣り」なのに和服?
「いや、武ちゃんは和服なんて着たことないですよ。写真は普段着なんで、デジタルで和服姿にしたんですよ。ネクタイ姿は似合わないから」と甥の「正史」が説明してくれた。
お陰で、武は「和服の二枚目」になって逝った。
お棺に「大好きなチョコレート」をたくさん入れた。正史が、僕の10月28日のブログ「義弟・武夫逝く」を印刷してくれたので、これも、そっと入れた。
それにしても、4つ若い武夫が先に逝くなんて……人生って、呆気ない。
武夫!
お前の分まで生きて、必ず、お前のそばに行くから、待っててくれ!
<何だか分からない今日の名文句>
死とは『私』がほどけていく過程?