13日は木村一基王位に藤井聡太七段が挑戦する王位戦七番勝負第2局(北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」)。例によってABEMAで終日、観戦した。
「積極性を出していきたい」と語っていた木村さんは右の「銀」を進出させる作戦。「一手一手考えて指していきたい」と話していた藤井君。
39手目で木村さんが▲3六銀。相手の「角」を追い返したところで、持ち駒が▲木村王位が歩2。
△藤井七段が歩1つ。藤井君が「次の手」を封じて一日目は終了した。
よく分からないが、まだ“開戦“直前!という感じ。第一局と違って、木村さんのペース?
今回は、藤井君が頭を抱えて長考する場面を何度も見せられた。
彼の頭脳の働きは「重い」。だから「重い判断」で結論を出す。
小さな頃から、頭を慎重に慎重に使っていたのだろう。
政治家たちが「藤井君並の重い判断」をしてくれたら助かるのだが……(笑)
この日の毎日新聞にこんな記事が載っていた。
<政治活動で多忙な父・晋太郎氏(元自民党幹事長、1991年死去)と、夫の地元・山口にいることが多かった母・洋子さん(92)の代わりに、東京で晋三少年の面倒を見ていたのが乳母の久保ウメさんであった。
「ウメさんは数年前に亡くなられたと聞いていますが、かつて私の取材にこんなことを言っていたんです。小学校低学年の時のこと。夏休みが終わりに近づくと『晋ちゃん、宿題は終わったの』とウメさんが聞く、
そのたび、晋三少年はしれっと『ウン、終わったよ』と答える。でもウメさんが見ると、夏休みの絵日記やら何やらが真っ白>
安倍さん、軽い少年時代だったのだろう。
それが「招来の虚言癖」に繋がった?
先週のサンデー毎日の「牧太郎の青い空白い雲774回」の
<安倍首相は「必要があればちゅうちょなく」真っ赤な噓をつく?>。こう書いた。
<新型コロナ問題では「渡された原稿を間違えずに読む」のに必死だが、突如「ちゅうちょなく」という元気の良い言葉が飛び出す。
「必要があればちゅうちょなく国民の声を聴く」と胸を張るのだが、当方から見れば「必要があればちゅうちょなく真っ赤な噓をつく」。そんな御仁ではあるまいか?>
と書いたが、彼の「虚言癖」は治らない。
実は、心配なことがある。
もし、藤井君がタイトルを取ったら、安倍さん、彼に「お祝いの電話」を掛けるのではないか?
「軽い総理大臣」に激励された天才が気の毒だ(笑)
さて、今、14日午前9時。これから木村vs藤井の2日目。
「封じ手」は?
第1局では「封じ手」が的中したが……当てるのが、今回は特別、難しい。
あえて言えば「△8六」ではあるまいか?
<何だか分からない今日の名文句>
記憶にない! こんな便利な 嘘はない
(詠み人知らず)