11月28日「本年九月に当院院長、岡田敏英が永眠いたしました」という喪中の葉書。
オカダが死んだ? まさか? 信じられない。
日大一中に入学した時から同じクラス。いつも、僕が級長、奴が副級長。だからといって「優秀な生徒」ではなく、二人とも「悪戯っ子」だった。
額の中央に大きな黒子があって、喧嘩になっても、絶対負けない男だった。
大学は僕が早稲田、彼は日大医学部と分かれたが「付き合い」は続いた。
お父上が柏駅前の岡田病院の院長で県会議員。そんな関係で、彼の口添えで、お父上の選挙運動のアルバイトをしたこともある。
(その選挙運動で知り合った国会議員・吉川兼光さんにお願いして、早稲田の名物政治学者・吉村正教授を紹介して貰って、僕は新聞学科の所属だったが「政治学科の吉村ゼミ」に入れて貰った。で、当時としては画期的な「行動政治学」を学んだ。吉村先生は総長選挙に敗れ、東海大学に移ったが、それ以降も、可愛がってもらい、毎日新聞の論説委員長を紹介してもらい、入社することも出来た。そんな経緯もあり「岡田敏英」は親友であり「恩人」でもある)
そんな間柄だったのに……知らなかった。
彼に何が起こったのか?
新型コロナの関係で「訃報」が届かなかったのか?
あれや、これや、考えて、一晩中、眠れなかった。
人間、いつかは別れる運命。
それは認めるが…………それにしても残酷だ!
そうそう、彼は地元を大事にする男。だから、岡田病院を継いだ。
確か、柏駅西口北地区市街地再開発の中心メンバー。柏駅西口周辺の密集市街地を再整備し、商業施設棟と住宅棟合わせて6棟総延べ25万平方メートルを建設する予定?と聞いた。
この仕事は成就させたい!
そんなことを思ったリしたが……それより、もう一度、酒が飲みたかった。
<何だか分からない今日の名文句>
グッド‐バイ
(God be with ye)
神が汝とともにあるように!