「他人の褌」で勝負する『親子二代予想屋―競輪七十年史』(松垣 透著)に夢中になった

 去年春の緊急事態宣言発出以来、「ラ・ピスタ新橋」(競輪場外)に行っていない。

 9車制が7車制になって、面白くなくなった。

 コロナで変わった「日常」は「競輪、やーめ〜た」である。

 20日、夕刊フジの松垣 透君が、最近、出版した「親子二代予想屋「競輪」七十年史」を送ってくれた。

 青木さんという「予想屋親子」のお話。面白い。

 競輪の神様って、いるのかしら?と思って、夢中になって読んだ。

 予想屋は「他人の褌」で勝負する稼業。これも、面白い。

 予想屋をモデルにした映画があった。「硝子のジョニー 野獣のように見えて」

 北海道の北端・稚内の漁師の娘・みふねは、貧しさのため人買いの秋本に売られるが途中で逃げ出したところを、見知らぬ男・ジョニーに救われる……

 監督は藏原惟繕。ジョニーは宍戸錠 深沢みふねは芦川いづみ。

 舞台は函館競輪場。

 <裏切られ、捨てられても愛を信じ、求める女と、二人の男との交渉を通して、つきつめられた愛の姿を描く>という筋書き。

 映画の話以外にも、函館競輪場の話は面白い。

 緊急事態が終ったら「ラ・ピスタ新橋」に行こうかな?

 

<何だか分からない今日の名文句>

裏切られ、捨てられても

「競輪」を信じ、大穴を求める!

人が走るから競輪は面白い