森喜朗さんの「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という女性蔑視発言。
このところ、世界的な騒動になっているが、僕から見れば「森さんは程度が低い人間!」というだけのことだ(笑)
麻生太郎さんなんて「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」なんて言い放している。(1983年の高知県議選の応援演説で)
要するに、日本の政治家の多くが「程度が低い」というだけのことなんだ。
森さんと東京五輪に関しては、もっと深刻な「悪事」が隠されている。
広告代理店・ゼネコンの言うがままに増大する五輪予算。その裏に「闇の利権」がある。
2015年、東京都知事選に立候補した山口敏夫元労相(「政界の牛若丸」と呼ばれた人物)は「森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会委員長はゼネコンの味方だ」と主張。
五輪利権を暴いた文書(A4用紙12枚)を衆参国会議員と都議会議員に配った。
森さんの「闇のカネの流れ」は、この文書に載っている。
(念のため、書いておくが、山口さんは「2信組の乱脈融資事件」で服役したことがある。だから「闇の利権構造」に詳しい)
「皆さんがボケッとしている間に、都民1人当たり100万円が五輪で無駄に使われている」という山口さんの言い分は理解できる。
追及すべきは女性蔑視発言より「五輪利権の闇」ではないのか?
<何だか分からない今日の名文句>
利権があるから
「コロナがどうであろうと必ずやり抜く」