朝日新聞が立憲民主党の枝野幸男代表に「イチャモン」をつけている。
枝野さんが衆院北海道2区補欠選挙の応援演説で「世界の中でマスクしないで人数の制約なんかしないで会合のできる国がある。飲食も旅行も、国内旅行なら平気でできる国がある。台湾、ニュージーランド、オーストラリア」「この三つの国の共通点何か。島国だ」などと話したらしいが、朝日新聞は「これが誤っている!」と主張している。
確かに、日本、米国など「中国と国交がある国々」は台湾を「国」として認めていない。
日本は1972年の日中共同声明で、台湾について「中華人民共和国の領土の不可分の一部」とする中国政府の立場を「十分理解し、尊重」するとした。
そこで、朝日新聞は4月13日の紙面だ「枝野代表の国際感覚が問われる!」と批判的に報じた。
はっきり言って、当方「枝野さん」が大嫌いだ。「裏表がある」から嫌いだ。
だが、今回は「どうでも良い話」じゃないか?
「国」とは、住民・領土・主権及び外交能力(他国からの承認)を備えた地球上の地域のこと。
中国の言い分はそれとして、多くの国が事実上、台湾と「国」同士として付き合っている。
五輪などでは「チャイニーズタイペイ」という表記を使って「国」として扱っている。
(国際政治上の駆け引きの結果から「中国を代表する正統な国家」として中華人民共和国を承認する国が大勢を占めてはいるが、そのほとんどの国は、半官半民の組織を介して中華民「国」と間で「関係」を維持している)
台湾は事実上「国」なのだ!
何故、こんなことで野党のリーダーの「言葉尻」を捕らえるのか?
朝日新聞は時々「政府が喜ぶ御用記事」を書く。第二次大戦のとき、軍部の「御用新聞」になった。
ああ、「枝野さん」も大嫌いだが、朝日新聞はもっと嫌いだ。
<何だか分からない今日の名文句>
春の国政選挙の自民党は
上手く行っても「1勝1敗1不戦敗」?