8日は一日中、雨。寒いの、寒くないのって。外出を諦め、早々と眠ったら「ヘンな夢」を見た。
早稲田の大隈講堂で、何やら、必死に勉強してるのだ。
在学中は全く勉強しなかったのに(笑)
早稲田闘争のころ、「学生会館の管理運営権を学生に渡せ!」という学生側の言い分に反対したので「右翼」扱いされ、独りぼっち。大学に行かず、新宿でヤクザ映画を見ていた。
「出来が悪い」早稲田の学生だった(笑)
何で、今頃、早稲田の夢を見るのか?。
多分、「頭山満」のことを勉強しているからかも知れない。
大西郷を尊敬する頭山満は「大亜細亜主義」を掲げ、大陸に飛び革命家たちを命がけで支援した。
時の外務大臣・大隈重信と意見が合わない。
1889年10月19日、霞が関の外務省前で、頭山満の共鳴者「来島某」が、大隈が乗った馬車を爆破し、右脚切断の重症を負わせた。
正真正銘のテロ。襲撃の直後「来島某」は皇居に対して一礼し、携帯した短刀で首を刺し自決した。
頭山満が、このテロリストの葬式で「天下乃諤々は君が一撃に如かず!」と述べた。
(世間ではありとあらゆる人が争論しているが、それは貴様のたった一度の行動に及ばぬ)という意味だろう。
狙われた大隈は「爆裂弾を放りつけた者を憎いやつとは少しも思っていない。いやしくも外相である吾輩に爆裂弾を食らわせて輿論を覆そうとした勇気は、蛮勇であろうとなんであろうと感心する。若い者はこそこそせず、天下を丸呑みするほどの元気がなければだめだ」と話した。
大隈は、頭山満のグループ「玄洋社」が毎年行う「来島某」の法事に香料を送り続けたらしい。
「天下を丸呑み」する。これが大隈の早稲田精神!と思っているので、こんな夢を見るのか?
寒けれど、たまに、早稲田に行こうかな。
<何だか分からない今日の名文句>
早稲田と言えば「金城庵の天丼」