このところ「韓流ドラマ」にハマっている。この1週間は、ABEMAで「太陽を抱く月(全20巻)」に夢中。朝鮮時代の若き王と美しき巫女の哀しく切ない宮中ラブロマンスだ
「呪い」を懸けられ、殺されてしまった「美しい王妃(候補)」が墓から救い出され、蘇生する。
でも、重い記憶喪失。過去を忘れた彼女は「巫女」になって、王室の戻る。
日食の日、ついに「過去」を思い出した彼女は「呪い」を使った復讐する。
最後は「めでたし、めでたし」なのだが、言ってみれば「究極の記憶喪失」ものだ。
それにしても、韓国ドラマには「呪い」とか、記憶喪失とか、出生の秘密とか、ちょっぴり、気味が悪い。
「こんなことはあり得ない」と誰も信じないが、日本人の一部が「呪い」を信じている雰囲気もあるかも。
例えば、最近の「埼玉立てこもり事件」の渡辺宏容疑者。関西の寺で祈祷して貰った「盛り塩」を部屋に置く。“魔除け”を信じている。
『亡くなった母親に線香を上げに来い』と、医療スタッフ7人に電話をかけ、自宅へ呼びつけ、前日、死亡した母親を「心臓マッサージで蘇生さろ!」と要求する。
その展開は韓国ドラマの「呪い」ものに、そっくりだ。
出来なければ、一緒に死んでもらう!
そう言えば、大阪の大量放火殺人事件も同じような動機だった。
「自殺拡大」と言われる、この種の事件の背景は「コロナ騒動」と無縁ではないだろう。
「孤立」「不安」「恐怖」「苛立ち」……が人々に蔓延っている。
医学より「御呪い」?
専門家より「占い師」?
ああ、変な時代になった。
<何だか分からない今日の名文句>
例えば今日2月8日は
「上弦21時50分」
(新月のあと、右半円状に見え、
西半分が輝いて見える月。
素晴らしい「何か」が起きる?)