昨今「習近平の動き」に一喜一憂?でも日本は元々「中国のコピー国家」……

 今、4月12日午前6時過ぎ。実は、4月からNHKの「100分de名著」の放送時間が変更。「水曜日の午前5時半」が「火曜日の午前5時半」になった。で、火曜日は「早起き」になった。

 今月の「100分de名著」はハイデガーの「存在と時間」。

 学生時代、一度読んだ「記憶」があるが、難しくて、難しくて……今日は「“不安”からの逃避」。

 ハイデガーは「不安は人間の条件!」と断言するが、俺の人生、「不安」から逃げよう!逃げよう!としているだけ(笑)。情けない。

 それより、そのハイデガーが何故、フライブルグ大学学長就任演説で、ナチスドイツへの支持を表明したのか? それが気になる。

 戦争が起こると「哲学」なんて、役に立たない。

 気狂いじみた、プーチンのウクライナ侵攻。世界中が「不安」になっている。

 特に気になるのは「中国」の動きだ。

 で、「中国史とつなげて学ぶ 日本全史」という本を読んだ。

 筆者は岡本隆司さん。中国近代史、東アジア国際関係史が専門の京都府立大学教授。「世界史とつなげて学ぶ 中国全史」などの名著がある。

 気候変動、人口動態、経済ネットワーク……など新しい視点で、歴史を分析する「やり方」。教科書の歴史とはまるで違うので、面白かった。

 日本は7〜8世紀ごろ、やっと国家が形成された「超後進国」。それも、中国のコピー国家。漢字文化で生き延びた。

 その日本が、近代、中国に及ぼした「悪影響」は甚大だ。

 その中国が今や「アメリカと覇権を争う超大国」。日本はアメリカの属国になっている。

 歴史って、面白い。

 このところ、習近平の挙動に、日本の政治家は一喜一憂。過剰反応したりしているが、中国と日本の「歴史」を改めて勉強する必要がある。

 勉強しないで、ただただ日本を軍事国家にしよう!とする「自民党安倍派」は困った存在である。 

<何だか分からない今日の名文句>

日本という国は

天皇が「宗教的皇帝」

将軍が「世俗的皇帝」?