永瀬拓矢王座はまた「千日手」。千日手は将棋を滅ぼすガン!じゃないのか?

 13日は、いずみ記念病院で「右手のリハビリ」。硬くなっているので、痛い。

 仕事場に戻ってから、永瀬拓矢王座に豊島将之九段が挑戦する王座戦(五番勝負第2局)を楽しんでいたが、意外にも「千日手」。

 (駒の配置、両対局者の持ち駒の種類や数、手番が全く同じ状態が4回現れると「千日手」。「千日手」となった場合は、その勝負をなかったことにする)。

 素人だから、何とも言えないが、永瀬さん、やや劣勢。で「千日手」を狙った感じ。

 そう言えば、永瀬さんはかつて自分の本で、「対局にあたっていくつか罠を用意しておくが、その罠に引っかからなかったら千日手を目指す」と書いていた。

 ちょっぴり卑怯な感じがして……。

 時には、無気力将棋と言われかねない部分もあるし……

 その昔、日本将棋連盟の会長を務めた原田泰夫九段は「千日手は将棋を滅ぼすガンだ」とまで言っていたらしいが……

 指し直し局では、永瀬さんが105手で豊島九段に勝ち、1勝1敗になった。

 永瀬さんの作戦勝ち?

 まあ「千日手」も作戦の一つ!とは思うが、何となく、嫌な感じだった。

<何だか分からない今日の名文句>

カッコ悪いのは「恋の千日手」(笑)