人生には「光と陰」があるけど、安倍さんは猪木「闘魂外交」に乗るべきだった

「村上の56号」がなかなか出ない。

 村上! 楽に、楽〜に行こうじゃないか。

 55号で終わっても良いじゃないか!と9月30日のブロクで、書いていたが、最後の最後、最終戦の3日、56号が出た。

 おめでとう!

 球団スポンサーの不動産会社「オープンハウスグループ」は当初の公約から上積みして「上限3億円(税込み)の家」を贈るらしい。

 人生なんて、最後の最後まで、何が起こるか?分からない。

 死んでしまっても、何と言われるか?分からない。

 アントニオ猪木さんのこと。

 ある評論家さんが、ネットで、こんな「書き込み」をしている。

 【アントニオ猪木が亡くなって、メディアには礼讃記事が溢れているが、彼について思い出すのは、青森県知事選挙で原発推進候補を応援したことだ。最初に原発一時凍結派の候補から150万円で来て欲しいと頼まれた猪木は行くつもりだったが、推進派のバックの電事連から1億円を提示されてそちらに行った】

 かなり痛烈な批判である。

 (猪木さんの「光と陰」は「議員秘書、捨身の告白 永田町のアブナイ常識 アントニオ猪木議員元公設第一秘書 佐藤久美子」という本に詳しいらしい)

 でも、猪木さんは「功罪相半ばする」大物だった。「猪木流の闘魂外交」は並みの議員では出来ない。

 例の北朝鮮の拉致問題である。2018年3月の参院予算委。猪木さんは「日本は独自の外交チャンネルを持っているか?」と指摘。

 「私はほとんどの北朝鮮の要人と酒を飲み、食事をしたこともある。そのチャンネルを生かせる機会だと思うが、いかがか」と質した。でも、安倍さんは「対話のための対話は意味がない」と切り捨てた。

 もし、猪木さんの提案に乗ったら、事態は変わったかもしれない。

 あの世で、会った二人はどんな議論をしているのだろうか?

<何だか分からない今日の名文句>

北朝鮮は「解決金2兆円」を打診?