24日未明、田坂広志著『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』を読み終えた。
科学は『死とは、無に帰すること』と主張しているが、それを信じて良いのか?
そんな疑問から、この本を読んだが……簡単に言えば「私とは?」という質問に、どう判断するかで、全く違う!ということなんだろう。
「私とは肉体である」と信ずれば明確に「死」は存在する。
「私とは自我意識」と考えても、我々の意識はゼロ・ポイント・フィールドに移り、「自我意識」はいずれ消え「超自我意識」に変貌して、消えて行く。
しかし、「私とは、壮大で深淵な宇宙の背後にある『宇宙意識』そのもの」と考えれば「死」は存在しないのだ。
「宇宙意識」とは何か?
138億年前、量子真空があった。その「量子真空」があるとき「ゆらぎ」を起こし、宇宙を作った。
「宇宙意識」は、その長い、長い、宇宙の進化の旅の中に、我々は存在した「証」のようなものだろうか?
しかし、この本も、なぜ、その「量子真空」が「ゆらぎ」を起こし、宇宙を作った「理由」を明らかにしていない。
これが「科学の限界」なのか?
多分、宗教を信じているわけではないが、いずれ「宇宙を造った神様」の元に帰る!と考えることにしている。
<何だか分からない今日の名文句>
人生は「一瞬」