中国政府が10日、日本人と韓国人を対象にした新規のビザ発給業務を停止した。
日本が、中国人の入国に対し、水際対策を強化したのだが、中国外交部は「差別的な入国制限」と言い出し、ビザ発給停止は「対抗措置」だと説明する。
まるで「開戦前夜」の雰囲気じゃないか?
中国は慌てている。
市民生活を犠牲にして感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ政策」を続けた中国。
これが、ある日突然、方向転換。大規模PCR検査や濃厚接触者の隔離、移動制限を取りやめたら……すさまじい勢いで感染が拡大した。何百人も死んでいる。
中国は「民族大移動」の春節(旧正月、2023年は1月22日)を前に、慌てている。
日本の水際対策は当然。むしろ、遅すぎた。(観光産業で中国人への依存度が高いタイやフィリピン、インドネシアは中国からの渡航者の検査などを実施していないが)
ビザ発券停止で、日本政府も慌てている。
官房長官の定例記者会見。
記者が「中国のビザ発給停止について、中国側からビザ発給停止の理由については、何かしらの説明があったのか。あと日本企業への影響はどの程度あるとみているか」と聞くと、長官様は「…すみません。冒頭の質問は…」
満足に応えられない。
中国に進出している日本企業に「ビザ発給停止の影響」が徐々に出ているのに……。
岸田さんは例の「バラマキ外遊」でご満足?
ああ、大丈夫かな(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
チャイナリスクを勉強しろ!