18日夕方、サンデー毎日の城倉編集長から「週刊朝日が5月に休刊するようです」という情報。
やっぱり!という印象だ。
「サンデー毎日」と「週刊朝日」は日本で一番、古い週刊誌だ。
100年前の大正11年頃。「毎日新聞が新しい雑誌を出すらしい」という情報を得た朝日新聞は「多分、旬刊だろう」と勘違いして、一足早く「旬刊朝日」を創刊した。
実は、毎日新聞は「日曜雑誌、つまり週刊誌」を目指していた。
月に4回発売の「週刊」が良いのか?
月に3回発売の「旬刊」が良いのか?
答えは明確。「サンデー毎日」が創刊するとき、「旬刊朝日」は「週刊朝日」になった。
「週刊朝日」も「サンデー毎日」は売れた。100万部も売れた時もあった。
僕が「サンデー毎日」の編集長だった30年前の頃、両誌は26〜30万部ぐらい売れていた。
「週刊朝日」は、2008年に発行元が朝日新聞社から朝日新聞出版に移り、昨年12月の平均発行部数は約7万部。
週刊誌市場は、凍るような時代だ。
サンデー毎日の城倉編集長に「お前さんの方は、どうなんだ?」と聞くと「サンデー毎日はやめませんよ」。
最近、売り上げが好調らしい。
2008年12月、読売新聞社の『読売ウィークリー』(旧『週刊読売』)が休刊。
週刊誌系は「サンデー毎日」だけになる。
頑張れ! サンデー!
でも……時代は間違いなく変わっている。
<何だか分からない今日の名文句>
これで大学合格情報は
「サンデー毎日」独占?