11日から12日は王将戦7番勝負の第6局。
先手羽生、後手藤井で始まった対局は、両者強気で譲らず「角換わり相早繰り銀」。
結局、角の使い方に「差」が出来て、藤井君が88手で勝った。
これで、藤井君は王将、竜王、王位、叡王、棋聖の5冠をすべて防衛したことになる。
強い。めちゃ強い。
でも、羽生さんはもっと「強かった」。
トップ同士の戦いでは、AI(人工知能)の評価の高い「角換わり」が指されることが多い。
他の戦法を選ぶのは勇気がいる。しかし、王将戦で、羽生さんは「他の戦法にも、まだ可能性がある」と果敢に攻めた。
で、終始、藤井君は羽生さんの「常識外れ」の戦法に苦しんだ。(結果は4勝2敗で、藤井が勝ったが)
「将棋の世界、一番怖いものは常識!」と考える羽生九段。
AI に学び、その上で、羽生さんはAIの“常識”に追従しなかった。
精神的に、羽生さんはめっぽう強い。
78歳の当方、この王将戦で改めて「常識に負けない」ことを教わった。
ありがとう! 羽生さん!
藤井君に勝てるのは、現時点で羽生さんしかいないような気がする。
王将戦が早く終わったので、大相撲。ご贔屓の遠藤、宇良、玉鷲、全て勝った。
WBCは日本が順調に全勝。
みんなが、気になっているのは「三冠王」の不振。
村上! スランプは誰にでもあるさ。
10回ぐらい連続三振するつもりで、遊んでいれば良いじゃないか?
<何だか分からない今日の名文句>
メジャーリーガーのイチロー選手は
スランプの対処法は?と質問され、
「スランプの対処法は、対処しないこと。
辛くてもそのままやってください」